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ヘッドライトの種類とは?ハロゲンやHID、LEDバルブのメリットは?

どうも、整備士のナノ(@nanoj5512)です。

 

夜間の走行時に必ずつけるヘッドライト。

そのヘッドライトには種類があって、色味やバルブの形が違うことを知っていましたか?

ヘッドライトのバルブの種類は大きく分けて3つ。

  • ハロゲン
  • HID
  • LED

この種類の中で更にヘッドライトレンズの形に当てはまるバルブの形などがあります。

今回の記事では、3つあるヘッドライトバルブの種類についてメリットや違いについて解説していきたいと思います!

Contents

ハロゲンバルブとは?

ハロゲンバルブとは、電球の内部に窒素やアルゴンガスなどの不活性ガスとハロゲンガスが含まれたバルブのことを言います。

電球内部にはガスだけでなく、フィラメントと呼ばれるものの入っていて、このフィラメントに電気が通ることで発光して光源を得ています。

ハロゲンバルブのメリット

ハロゲンバルブのメリットは価格の安さです。

最近の車にはこれから紹介するHIDやLEDが使われてきていますが、その安さから昔の車や今の多くの車にも搭載されているバルブです。

色味は暖色系で、その色味が好きだからハロゲンバルブを使うひともいるくらいです。

これはデメリットにもなりえますが、ハロゲンバルブは熱を持つので、降雪地帯で使用するには他のライトより優位です。

ハロゲンが持つ熱が雪を溶かすので、降雪地帯ではハロゲンランプがほかのバルブより一番見えやすいのです。

HIDバルブとは?

HIDバルブとは、ハロゲンランプのようにフィラメントを使わず、電極間のアーク放電を光源として使っているバルブです。

ここ最近ではハロゲンバルブより多くヘッドライトとして搭載されています。

またHIDランプはディスチャージライトとも呼ばれています。

またHIDは放電で光源を得るため、その放電を安定させるための機械(安定器)や、イグナイタなどバルブ以外の部品が必要なのも特徴です。

HIDバルブのメリット

HIDバルブバルブのメリットは明るさです。

ハロゲンランプに比べて光束と言われる光の総量が3倍以上も多いので明るいです。

また寿命もハロゲンランプより3倍程度長いので、買うときの一時的な値段さはあれど、寿命でみたらあまり変わらない程度です。

光の色味は太陽光に近い白で、この色味の違いが明るさに起因しています。

点灯してからMAX光量にいくまでが少し時間がかかるというデメリットのあるのですが、それを補うレベルで明るく、夜間の強い見方になってくれます。

また非常に明るく、光源が隠れてかっこよく見えるため、カスタムパーツとしてつける人も多いです。

LEDバルブとは?

LEDバルブとは、LED(発光ダイオード)を用いたバルブのことで、最近徐々に搭載されて来ているバルブです。

一定方向によるライトが強く消費電力なので、車だけでなく様々な場面で活躍するバルブです。

HIDみたいに安定器やイグナイタなどの部品が必要なく、ハロゲンバルブみたいに配線とくっつけるだけで発光するのが特徴です。

ですが熱に極端に弱いため、バルブ本体に排熱用のフィンがついていることが多いです。

LEDバルブのメリット

LEDバルブのメリットは色々あります。

  • 消費電力が少ない
  • 寿命が極端に長い
  • 点灯が速い

など様々です。

先程も少し書いたように、LEDは消費電力が少ないのでバッテリー(電源電圧)から使用する電気が少なくて済みます。

最近の車はエンジンの始動やヘッドライトだけに限らず、色々な部分に電気を使っているので、消費電力を抑えられるLEDは今後の主流になってくると思います。

また寿命がすごく長いので、新車から廃車にするまで交換せずに乗り換える人も居るくらいです。

この寿命に関しては他の2つとは比べ物になりません。

HIDはMAX光量に達するまで時間がかかりますが、LEDは点けた瞬間からMAX光量です。

そのためON・OFFに強く、トンネルに入ったときなどは重宝します。

様々な色が選べるのがLEDの良いところでもありますが、ヘッドライトに使用するLEDは白色です。


ハロゲン、HID、LEDバルブのメリットを比較

それぞれのバルブにメリットがあります。

ハロゲンは値段が安く、暖色系の色味が好きな人が多いです。

また発熱量が多いので降雪地帯なら雪が溶けるのでその点もメリットとなります。

ですが明るさの面でいうと、他の2つに劣ってしまい、色味も相まって夜間時には暗いと感じる人も多いです。

HIDは部品点数や点灯に時間が掛かるものの、一番明るくてカスタムパーツとしても映えるヘッドライトです。

LEDは消費電力が低く、長寿命、点灯が早いなどのメリットが多くありますが、その分値段が高いし、安物だと変なものを掴まされる可能性も高いです。

ですがこれからどんどん増えていくLEDだけあって、今後もより良いヘッドライトになると思います。

バルブの種類は交換可能なのか?

3つもバルブの種類があると、他の種類に交換することが出来るのか?が気になってきますよね。

基本的にどの種類を使っていても交換することは出来ます。

ハロゲンからHIDバルブやLEDバルブに交換することも出来ますし、HIDからLEDバルブに交換することも可能です。

ですがLEDからハロゲン、HIDからハロゲンとなってくると簡単に交換するためのキットがアフターパーツとして製造されていないことから、交換するのが難しいです。

交換するには大幅な配線加工が必要になったり、CPUの書き換えたをしてりしないと行けない場合もあります。

HIDやLEDからハロゲンにダウングレード(光量などの関係からダウン)することは出来ないと考えていいと思います。

一般的に売られている交換キットには

  • ハロゲンからHIDやLED
  • HIDからLED

しか無いので、これ以外のパターンに交換するのは難しいのが現状です。

逆をいうとHIDやLEDに変換するキットはたくさん出ていて、アフターパーツ市場も盛り上がっているため光量にアップや、色味の変更が簡単にできます。

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まとめ

今回はヘッドライトの種類について解説しました。

ハロゲンやHID、LEDがなど車のヘッドライトバルブには色んな種類がありました。

ヘッドライトのバルブ毎に様々なメリットがあるので、車購入時に少しでも気にして見ると良いと思います。

またヘッドライトバルブは他の種類に交換することが出来るので、気になる人は適合などを確認して交換してみるのもいいとも思います!

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今回の記事がヘッドライトについて知りたい人の参考になれば幸いです。

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