どうも、整備士のナノ(@nanoj5512)です。
- 車のエアコンフィルターっていつ交換すれば良いんだろう?
- そもそもエアコンフィルターってなぜ交換しないとなの?
って思っている人結構多いのではないでしょうか?
基本的にエアコンフィルターの交換時期は1年毎です。
ですが時期だけでなくエアコフィルターを交換すべきタイミングは他にもあります。
それを見極めるにはエアコンフィルターの役割を知る必要があります。
また役割を知ると、交換すべき理由も気になると思います。
今回の記事では、
エアコンフィルターの役割と交換理由、交換タイミング
について解説していきたいと思います。
Contents
車のエアコンフィルターの役割は?
そもそも車のエアコンフィルターがどんな役割をしているかわからないですよね。
エアコンフィルターに求められるのは車内に快適な空気を送ることです。
その上でエアコンフィルターには主に3つの役割があります。
- 吸着
- 抑制
- 脱臭
一つずつ詳しく解説していきます。
①吸着
吸着とは、排気ガスやホコリを吸着するという役割のことを指します。
目の細かいフィルターにより外気に存在する排気ガスや、空気により漂うホコリをキャッチして吸着するのです。
またホコリや排気ガスだけでなく、花粉などの微粒子も吸着してくれます。
②抑制
抑制とは、ウィルスやカビを抑制するという役割のことを指します。
微細なフィルターで吸着したゴミなどで繁殖する菌やウィルスを抑制して綺麗な空気に保つ役割があります。
今主流であるほとんどのエアコンフィルターには、抗カビ及び抗菌作用を含んだフィルターが採用されています。
③脱臭
脱臭とは、エアコンの臭いやカビの臭いを脱臭する役割のことを指します。
いくら吸着して抑制してもカビの臭いや、エアコンのジメッとしたカビ臭さみたいなのは中々消えません。
そこで最近のエアコンフィルターでは、炭入りのフィルターも多く出ていて、炭が入っていないエアコンフィルターより強力に脱臭してくれます。
また車内に漂う気になる汗の匂いや、ペットの臭いも脱臭して綺麗な空気に変えてくれます。
エアコンフィルターを交換すべき理由
エアコンフィルターを交換すべき理由は、綺麗な空気を保つためです。
上記で解説したエアコンフィルターの役割をみてもらえると分かる通り、エアコンフィルターの役割は綺麗な空気で快適に過ごすことです。
汚い空気がエアコンの送風口から出ていると、それが原因で体調を崩してしまうことも有り得ます。
こうならないためにも定期的な点検や交換が必要なのです。
エアコンフィルターの交換タイミング
冒頭で説明したとおり、エアコンフィルターの基本的な交換時期は1年毎です。
これは自動車メーカーや販売業者が決めた目安ですが、一年ごとに交換しておけばエアコンフィルターのトラブルは大方防げます。
他の交換タイミングの目安は
- エアコンの風量が弱い時
- エアコンから嫌な臭いがするとき
- フィルターの汚れが目立つ時
です。
風量が弱い時は単純に目が詰まっていることが考えられます。
またこれは目視の点検ですごくわかりやすいです。
次のエアコンから嫌な匂いがした時というのも、ほとんどの場合がフィルターにゴミが溜まっているときです。
ですが稀にエアコンの部品の一つであるエバポレーターというものが、カビ臭くなってしまっている時があるので、エアコンフィルターを交換しても治らない時は点検してもらうことをオススメします。
エアコンフィルターの交換タイミングは1年に一回、又はエアコンフィルターにゴミが溜まってきたらです。
どっちかのタイミングがきたらで交換しましょう。
まとめ
今回の記事はエアコンフィルターについて解説してみました。
- エアコンフィルターは綺麗な空気を保つため。
- 交換タイミングは1年に一回orゴミが溜まってきたら。
この2つが大きなポイントだと思います。
ゴミが溜まっているかどうかは目視で点検しないと中々分かりづらいです。
整備士だけど点検するのがめんどくさい僕は、エアコンフィルターは夏前に必ず変えてます。w
めんどくさい人はこの方法が間違いないのでおすすめです!
今回の記事がエアコンフィルターの交換について悩んでいる人の参考になれば幸いです。