バッテリーは車の電装に電力を供給する部品で無くてはならないものです。
ところであなたは自分のバッテリーの種類を把握していますか?
車のバッテリーには様々な種類があります。
- 通常バッテリー
- アイドリングストップ車用バッテリー
- ハイブリット車のバッテリー
大きくこの3つに分けられます。
基本的に車種によって使えるバッテリーが決まってきます。
また元々ついているバッテリーと同じものを買えば間違える心配もありません。
ですがバッテリーの種類を知っておくことによって、グレードを上げたいときなどに役に立ちます!
なので今回の記事ではバッテリーの種類について解説していきたいと思います。
Contents
通常バッテリー
大きく分けた時に最も使われているのが通常バッテリーと呼ばれるものです。
基本的にこのバッテリーから改良されたり、車種に合わせたバッテリーが出来ています。
通常バッテリーはガソリン車についているので、今現在最も使われている種類のバッテリーです。
ただこの通常バッテリーの中でも種類が分かれているので細かく見ていきましょう。
開放型バッテリー
通常バッテリーのなかで1番頻繁に使われるタイプが開放型バッテリーです。
通常バッテリーの中でも価格が安いため多く使われています。
開放型とは上に液口と呼ばれる口があり、バッテリー補充液で継ぎ足して使っていけるバッテリーのことです。
長く使っているとバッテリー液が蒸発により減っていくので、継ぎ足せる構造になっています。
液の減りを確認するための定期的な目視による点検が必要ですね。
ただ現在市販されている開放型バッテリーは、
昔に比べて液が減りにくくなってきてるので、
液が減ってきたら寿命と捉えていいです。
そのためわざわざバッテリー液を補充するよりも、
交換したほうがバッテリートラブルは少ないです。
メンテナンスフリーバッテリー
メンテナンスフリーバッテリーは密閉型とも言われていて、開放型とは違い液口がありません。
そのため気密性が高くバッテリー液の補充も出来ないので、
目視による点検をする必要がありません。
開放型と比べるとまだ流通していないですが、
最近ではメンテナンスフリーバッテリーの数多く出て来ています。
価格は開放型に比べて高いです。
またハイブリット車は補機バッテリーとして、メンテナンスフリーバッテリーを採用しています。
アイドリングストップ車用バッテリーとは?
このバッテリーはアイドリングストップがついている車用に設計されたバッテリーです。
アイドリングストップ車とは停車時にエンジンを止めることによって、燃費改善と排ガス削減を目的とした機能がついている車のことです。
エンジンを止めるということは、発進時にまたエンジンを掛けなくてはなりません。
バッテリーはエンジンを掛ける時に1番電気を消耗するので、これに対応するバッテリーが必要となりました。
それに対応したのがアイドリングストップ車用のバッテリーで、
大容量かつ充電性能の高いのが特徴です。
このバッテリーにも開放型とメンテナンスフリーがあるのですが、性能の高さから言ってメンテンスフリーバッテリーがおすすめです。
ハイブリット車はバッテリーが2つ付いている!
ハイブリット車はモーターとエンジンの組み合わせで動いています。
モーターで主に使うバッテリーを「走行用バッテリー」
今まで通りのガソリン車みたいに使うバッテリーを「補機バッテリー」と言います。
走行用バッテリーとは、電気モーターで走行するための電気供給が主な役割です。
これがハイブリット専用バッテリーであり、特殊なバッテリーなので交換する際の工賃が高く付きます。
補機バッテリーは先程すこし説明したように、ガソリン車で言うところの通常バッテリーと同じ働きをしています。
このバッテリーが寿命でダメになってしまうと、ガソリン車同様に動かせなくなってしまいます、
メンテナンスフリーバッテリーの章でも紹介しましたが、補機バッテリーはメンテナンスフリーバッテリーです。
また容量も性能も高いので値段もそれなりにします。
交換の際は注意しましょう。
まとめ
今回はバッテリーの種類について解説してみました。
車種ごとに違ったバッテリーがあることがわかったと思います。
特に通常バッテリーの
- 開放型バッテリー
- メンテナンスフリー
の2つは今よく使われているバッテリーで、
性能や価格など差が明確に出るので購入の際覚えておくと良いでしょう!
今回の記事がバッテリーの種類について知りたい人の参考になれば幸いです。