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エンジンからキュルキュル音?それってベルト鳴きかも?鳴き止めは逆効果!?

どうも、整備士のナノ(@nanoj5512)です。

エンジン始動時や走行中、エンジンルームから「キュルキュル」という音が聞こえたことありませんか?

また現在進行系で鳴っている方も多いかも知れません。

エンジンから聞こえてくる異音。

もしかしたらそれは「ベルト鳴き」という現象かもしれません。

  • なぜ音が鳴っているのか?
  • そもそもベルトとはなんなのか?

こんな疑問が湧いてくると思います。

ベルトの泣きは調整するか、交換するかでしか基本的には治りません。

ベルトの鳴き止めだと応急処置にしかならず、塗りすぎるとそれが原因で滑ってしまうこともあるので、鳴き止めが逆効果になってしまう可能性もあります。

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そうならないためにも今回の記事では、

  • ベルトの役割
  • 異音の理由
  • 鳴いた時の対処方法

などについて詳しく解説していきたいと思います。

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Contents

そもそもベルトってなに?

車で言うところのベルトとは、2つの意味で用いられることがあります。

一つがタイミングベルト。

こちらはエンジンの点火タイミングを測るベルトのことで、ベルトではなくタイミングチェーンを採用している車も多いです。

今回の「ベルト鳴き」とは関係のないベルトです。

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もう一つが発電機のベルト、エアコンベルト、パワーステアリングベルトなどのファンベルトって呼ばれるベルトです。

この各種のベルトが今回の「ベルト鳴き」の原因です。

基本的に名前の通りの動きをします。

  • 発電機のベルトは発電機を動かす役割。
  • エアコンベルトはエアコンを動かす役割。
  • パワーステアリングベルトはハンドルを軽くさせる役割。

全てエンジンの力を利用して駆動するベルトで、全部が全部重要な役割をしています。

ベルト鳴きの理由

ベルトが鳴いてしまう理由はベルトの劣化です。

先程紹介した「ベルト鳴き」の原因となるベルトは、すべてゴム製です。

ゴム部品なので経年劣化や、ヒビ伸びて緩んだりというのは避けられません。

新車で購入してから2~3万km程度のときや、3年くらい走っていると経年劣化やゴムの消耗によって、ベルトの挙動がおかしくなり「ベルト鳴き」が発生してしまうのです。

ベルト鳴きの対処方法

ベルト鳴きの対象方法は3つあります。

  • ベルト合わせ面にグリス塗布(応急処置)
  • ベルト調整
  • ベルト交換

この3つです。

わかりやすいように一つずつ詳しく解説していきます。

ベルト合わせ面にグリス塗布

鳴いているベルトの合わせ面にグリスを塗る対処法です。

ベルトの鳴き止めが逆効果であることもありますが、ただベルトに粉がついていたり油分が無くなっているときには、効果があります。

グリスというのはシリコングリス(ラバーグリス)などでもいいですし、粉末タイプの潤滑剤でも大丈夫です。

ベルトの鳴き止めグリスが市販されているので、それを買って使うのもいいかもしれません。

ですがこのグリスを塗布して鳴き止めをする方法には注意点があります。

それは応急処置だということです。

ベルトが鳴いている根本的な理由を解決していないので、一時的に鳴きは止まってもまたすぐに出てきてしまいます。

これに関しては勘違いをしている方が多いので注意が必要です。

またこのベルトの鳴き止めは塗りすぎると逆効果なので気をつけてください。

塗りすぎてしまうと、潤滑によって鳴き止めをする予定だったのに、それが原因で更に滑ってしまうことがあるので、塗る量については気をつけた方が良いとも思います。

塗る量は指の第一関節分で十分です。

ベルト調整

ベルトの調整とは、ベルトの張り具合を調整することです。

この対象法は、原因の一つである緩んで鳴いてしまう場合に有効です。

注意すべき点は、張りすぎないこと。

張る時はベルト調整用のボルトがあるので、それを緩めたり締めたりして調整が可能です。

工具でボルトを締めたり緩めたりしているので、どのくらいベルトが張っているのかが分かりません。

張りすぎないためには、張りながらベルトの張り具合を確認するようにしましょう。

張り過ぎは張り過ぎでベルトにダメージを与えてしまうので、逆効果になってしまいます。

DIYで作業する場合は注意しましょう。

ベルト交換

ベルト交換とは、新しいベルトに交換することです。

ベルト交換は経年劣化によるヒビや傷に対して一番有効な対処法です。

(新品交換に勝る対処法はないですね。)

注意すべきなのはヒビが出ているベルトだけ交換するのではなく、ファンベルト系統全てを一気に交換することです。

なぜなら他のベルトも同じ時期につけられたもので、経年劣化の疑いがあるからです。

同じような症状に悩まされないためにも、ファンベルト一式で交換したほうが良いと思います。

また場合によってはベルトを駆動させているプーリーもダメな場合があります。

その時はプーリーも交換が必要なので、お店で点検してもらうようにしましょう!

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ベルト鳴きが怖くて車に乗れない人はどうする?

これまで色々な対処法を解説していきましたが「車からの異音が怖くて乗れない人」は多くいると思います。

そんな人にオススメなのが、出張整備の【Seibii】です。

Seibiiでは車に関するあらゆる内容の出張整備に対応しているため、車になるべく乗りたくない人でも安心して利用することができます。

公式サイト内のメニューから症状を選んで見てもらうこともできますし、サイト内チャットを利用して相談も可能です。

もちろんお問い合わせフォームからTELで整備のプロに相談することも出来るので、ファンベルトなどの重大な問題でも気軽にご利用可能となります。

ベルト鳴きが逆効果で「対策方法に行き詰まってしまった人」や「なるべく車に乗りたくない人」は問い合わせしてみると良いでしょう。

公式サイト【https://seibii.co.jp】

整備工場で修理してもらう

DIYで作業出来ない人や自分でやるには難易度が高いと思った方は整備工場で修理してもらうのが良いとも思います。

ベルト交換費用はお店によって様々ですが1万程度で交換することが可能です。

料金などが知りたい人はまず見積もりをとってみると良いでしょう。

グーピットでは簡単にWEBで検索して見積もりを検索出来るので、試して見ても良いかもしれません。

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エンジンからのキュルキュル音【まとめ】

今回はベルトの鳴きについて解説してみました。

この記事で大切なポイントは下記になります。

  • キュルキュル音はベルト鳴き
  • ベルトは重要な役割をしている
  • ゴム部品のため劣化する
  • 音がなったら対処法を試す

エンジンルームを開いて見てみるとベルトの状況が分かるので、自分の車のベルトを確認してみるのも良いかも知れません。

またベルトの鳴きに気づいたら放置せずに、ここで紹介した何らかの対処をしましょう。

自分でわからない場合は整備工場にお願いした方が解決するのでオススメです。

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今回の記事がキュルキュル音を気にしている人の参考になれば幸いです。

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