自動車情報

パーツクリーナーとは?選ぶときのポイントや使い方を整備士が解説!

どうも、整備士のナノ(@nanoj5512)です。

 

車の整備をDIYしたい人や、バイクのレストアをするのに

欠かせないのがパーツクリーナー

 

そんなパーツクリーナーですが、

  • どういう役割をするのか?
  • どういう時に使うのか?

について知っていますか?

 

使い方や役割について知っていても、

どれを選べばいいかわからない人も多いと思います。

 

パーツクリーナーにはいくつかの種類があり、

多くのメーカーが出しているので、

どれを選んだらいいのか分からないですよね。

 

そんな疑問を抱えた人たちの為に

今回の記事ではパーツクリーナーの使い方や役割、

僕が選ぶ時に見る所などについて解説していこうと思います!

パーツクリーナーとは?

パーツクリーナーとは名前の通り、

部品を洗浄する時に使うクリーナーです。

 

商品名とかにもよりますが、

ブレーキクリーナーとか呼ばれたりもします。

 

呼び名こそ違いますが、

ブレーキクリーナーもパーツクリーナーと一緒で、

部品を洗浄するものです。

 

パーツクリーナーは金属の部品だけでなく、

プラスチックの部品の洗浄にも使えます。

 

また脱脂にも使えるので修理工場では、

点検ステッカーを貼るときや軽い塗装をするときにも使っています。

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修理工場には絶対に必要なものなので、

僕の工場では箱で用意しています。

 

オイル交換後の洗浄によく使うので

大体一日に1本ペースで使っています。

 

その消費量×人数なので

箱単位で用意しなくてはならないのです。

パーツクリーナーの種類

パーツクリーナーには大きく分けて2つの種類があります。

  • 速乾性
  • 遅乾性

の2つです。

 

文字通りの意味ですが、吹きかけてすぐ乾くのが速乾性、

吹きかけてもすぐ乾かないのが遅乾性です。

 

速乾性はすぐに綺麗にしたいとき、

簡単に部品を綺麗にする時に使います。

 

速乾性の使い勝手が非常にいいので、

僕は速乾性のパーツクリーナーを使っています。

 

遅乾性のパーツクリーナーは工具をじっくり綺麗にしたい時や、

ブラシや布で綺麗にするときに使います。

 

ゆっくり乾いていくので、

その分手入れなどの時によく使われています。

 

僕ががっつり部品や工具の手入れをする時は、

ホワイトガソリンや灯油などを使うので、

遅乾性のパーツクリーナーは使わないです。

 

ホワイトガソリンなどで洗った後に、

速乾性のパーツクリーナーで仕上げる感じですね。

パーツクリーナーの使い方

先程からよく出てきていますが、

パーツクリーナーは部品などを洗浄するために使います。

 

整備の場面でよく使われるのが、

オイルがかかった部分を洗浄する時や

ステッカーやバイザーを貼りつける前の下処理のときです。

 

パーツクリーナーの洗浄力で余計な油分を弾いてくれるので、

オイル洗浄時や脱脂の際に重宝しています。

 

また整備している人はわかると思うのですが、

手がオイルで汚れた時も使ったりします。w

 

工場に工業用の石鹸洗剤があるのですが、

いちいちそれで手を洗ってられないので、

作業の合間で軽く手を洗う時はパーツクリーナーで代用します。

 

他にもグリス汚れや、ブレーキダストの汚れなど

様々な場面で使えるので本当に便利です。

 

基本なんでも綺麗に出来るので、

「とりあえずパーツクリーナー!」

みたいな感じで僕は使ってしまいますw

パーツクリーナーの選び方

パーツクリーナーの選び方はたくさんあると思います。

 

メーカーで選んだり、先程解説した種類で選んだり、

値段で選んだり、などなど。

 

工場では決められたパーツクリーナーを使ってますが、

自分で使う時には選び方があります。

 

前までこだわりがなかったので、

値段で選んでいたのですが、

最近自分で選ぶ時は成分の割合で見ています。

 

一般的なパーツクリーナーの内容量は840mlです。

 

その中の成分で第4類第1石油類というものがあります。

 

その石油類というのがパーツクリーナーの洗浄成分なので、

840mlの中にそれがどのくらい入っているのかで決めています。

 

それを主軸として

  • メーカー的な信頼
  • 買いやすさ
  • ノズルの使い勝手
  • コスパ

なども基準に選んでいます。

オススメのパーツクリーナー

僕が一番いいなと思ってリピートしているのは

これです。

 

値段がそれなりにしますが、

洗浄能力が高く、またノズルが細い金属製なので

とても使い勝手良いです。

 

また僕がワコーズ好きなのもあります。w

 

そんなにパーツクリーナーにお金掛けれないよ!

という人はホームセンターとかにも売っている

これがオススメです。

 

比較的安価ですし洗浄力も申し分ありません。

 

また556とかでおなじみの呉工業が出しているので

安心して使うことが出来ます。

 

ですがノズルが短くて使いにくい欠点もあります。

 

手元にワコーズのパーツクリーナーが無くなってしまい

緊急でパーツクリーナーがほしい時はこれを買っています。

まとめ

今回はパーツクリーナーについて解説してみました!

 

パーツクリーナーは部品の洗浄や脱脂のなどに使えるので、

修理工場では必要不可欠のものです。

 

DIYする人でもいろんな場面で使えると思うので、

是非使ってみてください。

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僕的には使い勝手のいい速乾性のパーツクリーナーがオススメです!


今回の記事がパーツクリーナーについて知りたい人参考になれば幸いです。

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