どうも、整備士のナノ(@nanoj5512)です。
安全に車に乗るためには、ブレーキが効きは大切です。
そんなブレーキの効きを大きく左右するのがブレーキパット。
このブレーキパットの残量がないと車は停まることが出来ないので、ガードレールに突っ込んでしまったり事故を起こしてしまうことがあります。
大切なブレーキパットだけに、いつ交換すべきなの?交換費用はどのくらい?と疑問に思っている人も多いと思います。
そんな人のために今回の記事では、
ブレーキパットの交換費用や交換時期、交換目安について解説していきたいと思います!
Contents
ブレーキパットとは?
車のブレーキには二種類あり、ドラムブレーキとディスクブレーキがあります。
ブレーキパットとはディスクブレーキを構成する部品の一つで、ブレーキディスク(ローター)と呼ばれる円盤状の金属に油圧を使ってブレーキパットを押し付けることで、摩擦を発生させて車は制動力を得ています。
ブレーキパットは様々な材料を組み合わせた複合材料で出来ていて、これらの材質を変えることでパットの減るスピードや、ブレーキの効きやすさ、ブレーキが効くポイントを変化させることが出来ます。
複合材料に金属を多く混ぜれば、ブレーキが効きやすくなるのですが、その分ブレーキディスクに与えるダメージも多いです。
そのため純正のブレーキパットは、ブレーキディスクへのダメージやブレーキ性能、ブレーキパットの耐久性(減りにくさ)などを考慮したバランスの良いブレーキパットが使われています。
ブレーキパットの交換時期と目安
ブレーキパットの交換時期や目安は主にブレーキパットの残量で測ることが出来ます。
殆どのブレーキパットの新品残量が10mmありますが、ブレーキパット残量が4mm以下で交換時期がきます。
大体ブレーキパットは大体一万キロに1mm減ると言われてるので、新車当時から考えると五万km以上超えると交換時期です。
ただこれはあくまでも目安なので、実際のブレーキパットの消耗は見てみないと分かりません。
運転手の乗り方によっても変化してくるし、ブレーキパットが減ってくるとパットに熱がこもりやすくなり、パットは熱を持つと減りが早くなります。
そのためブレーキパットの交換時期は実際の残量でみる必要があります。
4mmくらいになると減りが早まるので、僕がお客さんに交換を勧めるときは4mm以下になってからです。
またブレーキパットによっては、ウェアインジケータと呼ばれるブレーキパットの残量を運転手に音で知らせる金属の板がついているのもあります。
これはある一定のパット残量になった時に音を発するようになるので、このウェアインジケータがなりだしたら交換時期に達しているので、速やかに交換する必要があります。
ブレーキ鳴きと似たような音を発するのでブレーキ鳴きなのか、パット残量がないのかは点検して確認しましょう。
ブレーキパットの交換費用
ブレーキパットの交換は左右セットで約2万から3万くらいで交換することが出来ます。
ただ修理工場によって使う部品や工賃に差が出てくるため金額が違うことがあります。
多くの場合3万円を超えることはないので安心ですが、気になる人は見積もりとってみると良いかもしれません。
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ブレーキパット交換費用は部品代によって大きく変動するので、少しでも費用を抑えたい人は自分で揃えてみるのも良いと思います。
あんまり安すぎるのは良くないですが、ある程度の金額であれば性能に差は出ません。
またスポーツ走行をしたい人はブレーキ性能が高く、スポーツ走行に適したブレーキパットが良いと思うので、自分で部品を取り寄せた方が良いです。
自分でブレーキパットを取り寄せても、グーピットは持ち込み部品の取り付けにも対応しているので活用してみてください!
まとめ
今回はブレーキパットの交換目安や、交換費用について解説しました。
ブレーキは自動車が停まるために大切な部品です。
ブレーキパットの交換タイミングはパット残量が4mmになったときです。
すぐ交換できればいいのですが、ブレーキパットを用意したりするのに時間がかかってしまいますし、パットが少なくなってくると残量が減るスピードも早まるので、4mmで交換するのが良いと思います。
また費用は大体2万~3万くらいで交換することができますが、部品代や工賃によって変わってくるので見積もりを取って見るのが良いと思います!
部品も自分が使いたいブレーキパットが合ったりする場合は、持ち込み交換を受け付けている【グーピット】を使ってみても良いかもしれません。
今回の記事がブレーキパットの交換について知りたい人の参考になれば幸いです。