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ブレーキした時のキーキー音!それってブレーキ鳴きかも?

どうも、整備士のナノです。

ブレーキを踏むたびにキーキー音がする。。。

甲高いキーって言う音はなんだろう?

そう疑問に思っている人はいませんか?

実はそれ、ブレーキ鳴きかも知れません。

ブレーキ鳴きとはブレーキした時に発生する作動音で、天候やブレーキの状態によって音がなります。

車を乗っていてブレーキ鳴きの症状が出たら、ブレーキの点検をすることをオススメします。

基本的に「キーキー」という音がブレーキ鳴きなのですが、原因が一つだけでなく沢山あり、対処法も原因の数だけあります。

点検するのが1番ですが、原因や対処法について自分で知っていると安心ですよね!

そんな人のために今回の記事では、

ブレーキ鳴きとは?

ブレーキ鳴きの原因と対策

放置してもいいのか?

について解説していきたいと思います。

ブレーキの役割

ブレーキ鳴きの原因を知るには、まずブレーキ自体の役割を知らないといけません。

ブレーキとは、車の3大役割である「走る」「曲がる」「止まる」の「止まる」を司る部品です。

一般に車のブレーキには二種類あります、

  • ドラムブレーキ
  • ディスクブレーキ

そのどちらも油圧で動いていて、ブレーキペダルを踏むことで作動して車を止めています。

どちらも多く使われているブレーキシステムですが、主に使われているのはディスクブレーキシステムです。

ブレーキ鳴きの発生源もディスクブレーキであることが多く、殆どの場合このブレーキパットが何らかの原因で音を出しています。

今回の記事ではディスクブレーキの鳴きについて解説していきます。

ドラムブレーキも鳴くことがあるのですが、その場合はドラムブレーキのブレーキシューが無くなっているので、交換が必須となります。

ドラムブレーキは後ろのブレーキに採用されれているので、後ろからブレーキ鳴きが聞こえた場合はすぐに点検してもらいましょう。

ブレーキ鳴きの原因

「キーキー」音が鳴るブレーキの鳴きですが、その原因は主に4つあります。

  • ブレーキパットの残量不足
  • グリス不足
  • ブレーキダスト
  • パット当たり面

またこれに加えて天候(雨や湿度が高い日)による影響もあります。

直接的な影響は少ないですが、雨や湿度が高いとブレーキが鳴きやすくなります。

晴れている日はなんとも無いのに、雨や湿度が高い日だけ鳴くこともあるので注意が必要です。

ここからはブレーキパットが鳴く原因を一つ一つ詳しく解説していきます。

ブレーキパットの残量不足

ブレーキパットの残量不足が少ないとブレーキから音が発生します

考えられるのは、

  • ブレーキパットが残りが少なくなると知らせてくれるセンサーのキーキー音
  • ブレーキパットが無くなりバックプレートがディスクにあたっている音

この2つのどちらかです。

ブレーキパットが少ない時のブレーキ鳴き

ブレーキパットの残量を知らせてくれるセンサーのことを、

ウエアインジケータ」と言います。

これが残量が少ないラインの所に飛び出していて、そのラインに達するとキーキー音を発生させます。

この音がなりだしたらもうブレーキパットが少なく鳴ってきているサインです。

ブレーキパットが無い時のブレーキ鳴き

もう一つのパットの残量によるブレーキ鳴きの原因は、ブレーキパットが完全に無くなってしまった場合です。

先程のウエアインジケータが無いパット、もしくはウエアインジケータを削りきってしまったブレーキに起こりえます。

この場合ブレーキパットのライニング部分を全て摩耗させてしまっているので、ブレーキのディスクとバックプレートが接触してしまってます。

その時になる音はブレーキの鳴きの「キーキー」よりうるさい、凄まじい接触音になっている場合がほとんど。

ブレーキ鳴きどころの騒ぎではないので、早急に手を打ちましょう。

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グリス不足

ブレーキの鳴きはパットのグリス不足によっても起きます。

ブレーキパットの後ろについている「シム」という部品にグリスはついています。

シムはブレーキのピストンなどに接触している部品なので、汚れたり摺動している間にグリス切れを巻き起こします。

そのシムにグリスが不足してくると、ブレーキ時の振動を吸収できないため音が発生するのです。

ブレーキダスト

ブレーキダスト(パットの削りカス)が、ブレーキディスクに付着したりすることによってもブレーキ鳴きは発生します。

ブレーキダストはブレーキパットを使えば使う分だけ出るので、ある程度走行距離を乗った車に出やすいです。

またディスク以外の摺動部の細かいところまでダストが入ってしまうと、その分ブレーキの動きが悪くなりブレーキ鳴きが発生してしまいます。

パットの当たり面

パットの当たり面が悪いとブレーキ鳴きが発生します。

ブレーキパットが消耗していく内に、パットの角があたってしまって出る場合があります。

また新品交換時の当たり面が悪くて音が出てしまうケースもあります。

パットが当たる角度によってはブレーキパットの鳴きが発生してしまうのです。

ブレーキ鳴きを放置するとどうなる?

ブレーキが鳴いている状態で走るとどうなるのか?が気になる人は多いと思います。

正直、ブレーキ鳴きを放置していいかは原因によります。

繰り返しになりますがブレーキ鳴きの原因は

  • ブレーキパットの残量不足
  • グリス不足
  • ブレーキダスト
  • パット当たり面

この4つです。

パットの残量が少ない場合、放置したままだとブレーキが効かなくなる恐れがあるので、放置したままではいけません。

逆にそれ以外の場合は、異音というより作動音に近いので音が気にならないのであれば放置して乗っていても構いません。

また雨の日や湿気が多い時にだけ音が鳴る場合も同様です。

ブレーキのグリスも、ブレーキダストも、当たり面も、使っていると音が出てまうことがよくあるので、あんまり気にする必要はありません。

ですが、ここで問題なのはどうやってそれを見極めるか?です。

明らかにパットの残量がない事が目視の点検で分かった時は別ですが、音だけを聞いてどの原因か見極めるのは困難です。

なので僕はブレーキ鳴きが出た時点で点検をすることをオススメしています。

点検の結果を受けてから放置するのか対策するのかを選べばいいからです。

この時対策するのであれば、対処法を知っていると適切な対象を出来ると思います。

そのため次では、原因毎の対処法について解説していきます。

ブレーキ鳴きの対処法

ブレーキパットの原因は、

  • ブレーキパットの残量不足
  • グリス不足
  • ブレーキダスト
  • パット当たり面

この4つです。

この原因それぞれに適した対処法、鳴き止めの方法があるので、一つずつ解説していきます。

パット残量が無いなら交換

パット残量が少ない、又は無いことが原因で、ブレーキ鳴きの症状が出ているのなら交換するしかありません。

そもそも鳴いている鳴いてない関係なく、ブレーキパットの残量がない場合は交換すべきです。

ブレーキパットがないと音が出ていなくても止まることができません。

そのためブレーキ本来の力を出すため交換するべきです。

また交換することでブレーキの鳴きが収まるのであれば一石二鳥ですよね。

ブレーキパット左右の交換でも大体2~3万くらいで交換できます。

もしブレーキパットの残量が原因で鳴いているのであれば覚えておきましょう。

またここで注意してほしいのが、ブレーキの残量が全く無い状態でブレーキ鳴きが発生している時。

音で言うとブレーキ鳴きよりも凄まじい音が鳴っているとは思うのですが、その場合だとディスクとバックプレートが当たっています。

その状態だとブレーキパットだけでなく、ディスクにもダメージがいっている可能性があるのでディスクも交換が必要になります。

そうなってしまうと工賃や部品代も跳ね上がってしまうので、ブレーキ鳴き関係なく、パットの残量に注意しましょう。

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グリス不足ならグリス補充

シムのグリス不足によりブレーキ鳴きが発生しているのであれば、グリスを補充することで対処できます。

パットからシムを取り外して綺麗に清掃後にグリスを補充します。

グリスを補充する箇所はピストンなどが接触する部分で、間違ってもブレーキディスク側にグリスを塗ってはいけません。

塗ってしまうとブレーキが効かないので、もし自分で作業する場合は気をつけましょう。

塗るグリスはこんな感じのやつを使うといいです。

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整備工場に頼む場合の工賃は、バラツキがあるのでなんとも言えません。

無料でやってくれるところもあるし工賃を取るところもあります。

ですがそれほど金額は掛からないと思うので、5000円くらいあれば大丈夫だと思います。

ブレーキダストなら清掃

ブレーキダストによるブレーキの鳴きであるのなら清掃で解決します。

どうやって清掃するかと言うと、エアーによる清掃です。

これは実際に僕がやっている方法ですが、タイヤを取り外して色んな角度からキャリパーにエアーを吹きかけます。

そうすると奥に溜まったブレーキダストがエアーで飛ばされ綺麗になるのです。

ホイールの形状によってはタイヤを外さなくてもできますが、タイヤを外してやったほうがより綺麗になるのでタイヤを外して作業しています。

パットの当たり面なら削る

パットの当たり面によるブレーキの鳴きなら、パットを削ることによって解決する場合があります。

大体パットの当たり面でブレーキが鳴いている時は、パットの角が変に摩耗していたりするので、その部分を削ります。

角を一周削ると変に摩耗していた部分が取れるので、ブレーキ鳴きが収まります。

新品を取り付ける時もこの面取り作業をすることによって、ブレーキ鳴きの発生を未然に防ぐことができます。

まとめ

今回はブレーキの鳴きについて解説してみました。

この記事で伝えたいことは、

  • ブレーキ鳴きの原因が4つあること
  • 残量不足の鳴きは放置してはいけないこと
  • 原因が分かれば対処が出来ること

この3つです。

特にブレーキの残量に関しては、ブレーキ鳴きだけでなく常に注意しておいてほしい部分ですね。

ブレーキ鳴きは原因が分かってて対処をしても鳴きやまない時があります。

パットの残量が原因では無いのであれば、経過をそっと見守ることも大切かもしれません。

また使用していく内に鳴き止む場合もあるので、ブレーキ鳴きは難しい整備です。

とりあえずブレーキ鳴きの症状がでたら、ブレーキを点検してみることをオススメします。

今回の記事がブレーキ鳴きについて悩む人の参考になれば幸いです。

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