自動車情報

車の冷却水って何?役割や交換方法、補充方法を解説します!

車の冷却水ってどんな役割があるの?

いつ交換すれば良いんだろう?

補充ってどうすればいいの?

 

と冷却水について疑問に思っている方も多いかと思います。

 

車検時に勧められたりする冷却水ですが、

実際何のことを指していて何のために交換するのかわからないですよね。

 

そんな人のために今回の記事では、冷却水の基礎知識と合わせて

交換タイミングや補充方法について解説していきたいと思います。

車の冷却水って何?

冷却水とはLLC(ロング・ライフ・クーラント)とも呼ばれていて、エンジンを冷やすための液体を指します。

 

エンジンは常にシリンダ内で爆発を繰り返しており、オイルが循環しているとは言えども

エンジンの温度がどんどん上がっていってしまいます。

 

その上がったエンジンの温度を適正な温度に調整するために使われるのが冷却水です。

冷却水の役割

冷却水がないとエンジンの温度は上がり続けて、

オーバーヒートを起こしてしまいます。

 

そうならないようにするのが冷却水の役割です。

 

またエンジンのオーバーヒートと合わせて冷却水の重要な役割は、

エンジンの温度を適正に保つことです。

 

エンジンは冷えすぎていても熱くなりすぎてもいけません。

性能を最大限に活かすために適正な温度に保っておく必要があるのです。

冷却水の交換時期

冷却水の交換時期は2年に一回です

 

2年に一回交換することで冷却水の性能の劣化を抑えて、

役割を果たせるようにするのです。

 

ですが最近の冷却水はほとんど交換を必要としません。

 

それらはSLLC(スーパー・ロング・ライフ・クーラント)と呼ばれていて、最近ではこれが主流になっています。

 

この冷却水は性能の劣化スピードが非常に緩やかで寿命が長いです。

なので車検時に交換をおすすめされたからと言って必ずしも交換が必要とは限りません。

SLLCの交換時期は10万キロとか12年とかすごく長いのです。

 

自分の車がLLCなのかSLLCなのか確かめておくだけでも車検費用を抑えられるかも知れません。

冷却水の補充方法

冷却水は使っていく内に蒸発してしまって少なくなることがあります。

これはLLCでもSLLCでも一緒です。

 

LLCでの場合は2年に一回交換なので補充をするということはあまりないかも知れませんが、SLLCの場合はよくあります。

 

補充が必要かどうかは冷却水のサブタンク残量で見ることが出来ます。

その残量を確認してみて、減っているのであれば補充しましょう。

 

これが著しく減っているもしくは全然タンクに冷却水が入ってないとなると、

冷却水が漏れている可能性があるので詳しく見てもらうのが良いと思います。

 

冷却水のタンクを確認して補充が必要だと思ったら、

そのまま冷却水のサブタンクの目盛りのところまで補充してください。

 

入れにくい位置にある車両が多いので、予めホースなど用意しておくと良いと思います。

 

補充時や残量の確認時に間違えやすいのがウォッシャー液のタンクです。

キャップに印字されている文字や色を確認して間違えないように注意しましょう。

まとめ

今回は冷却水について解説してみました。

 

ここで改めて今回の記事の内容をまとめると

  • 冷却水はエンジンを冷やすための液体だということ
  • LLCとSLLCがある
  • 2つの交換時期は違う
  • 補充可否はサブタンクでの残量を見る

この部分が大切だと思います。

 

冷却水はエンジンルームを開かない限り中々気にしない部分だと思うのですが、

長く車を乗るためには定期的な点検が必要になってきます。

 

またこの知識を持っておくことで車検時や点検で交換を勧められた時、

余計な出費を減らせるかも知れないので覚えておくと良いと思います。

 

今回の記事が車の冷却水の交換時期や役割について知りたい人の参考になれば幸いです。

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