整備士

新人整備士の最初の壁は何?現役整備士がキツかった所を振り返る!

みなさんは、自動車整備士の仕事がキツイと聞いたことはないでしょうか?

 

僕も自動車整備士になるときに周りに散々言われてきました。

正直、働いている今でもキツイと思うことはあります。

 

そこで今回はなぜ整備士の仕事はキツイのか?

について簡単に解説していきたいと思います。

 

最初に明確にしておきたいのですが、

今回僕がいいたいのは「整備士の仕事はキツイから辞めておけ」って事ではありません。

 

これから整備士を目指す人の参考になれば!

と思ったから紹介するのです。

 

なので今回は新人の整備士を想定しています。

 

ベテランの整備士さんだと当たり前な話ばかりだと思いますが、

初心に戻って読んでみてくださいw

季節と天候に大きく影響される

整備士は工場で仕事するのですが、

高待遇のところを除き基本的に冷暖房が完備されていません。

 

そのため工場内の気温は季節や天候に大きく左右され、

夏はサウナ冬は冷蔵庫みたいな状況が簡単に作り出されます。

 

その環境で整備をしなくてはいけないので、体調管理との戦いです。

 

また洗車をすること多いため、冬も夏も地獄です。

 

冬は拭き上げている最中に水滴が凍ったり、

夏は太陽が照りつけて吹き残しが目立ったりと洗車するのも一苦労です。

 

雨天時だとお客さんの車が雨に濡れてビシャビシャの状態での整備となるため、

すごくやりにくいし、いつも以上に汚れてしまいます。

 

基本的に外仕事は天候に左右されるので慣れるしかありません。

力仕事の体力勝負

車を上げたり下げたりするのは機械がやってくれるため、

整備士が力を使うことはありません。

 

ですが作業は機械に任せられるところが少ないので

様々な状況で力仕事になってしまいます。

 

よくある場面で言えば、タイヤの持ち運びと取り付けですかね。

 

スタットレスシーズンの前後は履き替えだけで1日終わる時もあるので覚悟が必要ですw

 

また大きな力を発生させるための工具はそれ自体が重いことがあり、

振動なども合わさるため一日に何回も使うと手が疲れてきます。

例:インパクトレンチ

 

先程の話にも通ずるところですが、

力を使わないにしても過酷な気温下で工場内を動き回るので体力勝負になります。

友達と休みが合わない

車の点検や修理は車を、使わない休みの日に集中してしまいます。

(これはもうサービス業の宿命です。)

 

そのためどの車屋さんでも土日祝日はお店を開けることになり、

整備士も出勤することになるので必然的に休めなくなっていくのです。

 

土日祝日に仕事しなければならないので、

他業種の友達とは休みが合わないために同業の友達が出来やすくなりますw

 

ただこれに関してはその人の友人関係に依存するので一概には言えないのですが、

他業種の友達が多くて同業の友達が居ない人は結構堪えます。

 

僕がそうだったのですごくよくわかります。。。

コミュ障に幸あれ。

知識と技術のバランス

これは働いてく上で非常に大切なところでもあり、キツイ所でもあります。

 

車によって微妙に違ったり、

「このメーカーなら大丈夫!でもこのメーカーだとやっちゃだめ!」

みたいなことも平気で出てきます。

 

また車は常に進化を繰り返して、

新しい技術が生まれるため知識のアップデートをしていかねばなりません。

 

ただセミナーや技術講習で覚えたことでも、

実際にその車種、そのトラブルに当たらないとすぐに忘れていきます。

 

知識だけに偏っても作業は出来ませんし、

逆に作業が出来ても知識がなければ先は見込めません。

 

この知識と技術のバランスを取るのが難しくてキツイのです。

 

というより整備士をやる上でずーっとついて回る問題です。

 

常日頃から自動車関連のニュースや整備情報にアンテナを張りましょう。

まとめ

いくつか自分が思うキツイ所を挙げてみたのですがいかがだったでしょうか?

 

この内容は働いている会社や環境によって多少違いが出てくるかも知れませんが、

大多数の整備士に当てはまると思います。

 

また今回はこれから整備士になる人に向けた内容ですので

最初にぶつかるキツイ所をまとめてみました。

 

 

こうやってキツイ所をあらかじめ知っておくことで、

整備士になった時の理想と現実のギャップに苦しむことがなくなる

のではないかと思います。

 

整備士になることを考えている人、これから整備士になる人たちの参考になれば幸いです!

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