どうも、現役整備士のナノです。
あなたは自分の車を持っていますか?
その車、しっかりメンテナンスできていますか?
時間がない。
どうメンテナンスしていいか分からない
というひとも多いかもしれません。
実際に僕の周りでも忙しくて定期点検に出せていない人、行きつけの整備工場がないから点検をしてない人って結構多くいるんですよね。
そんな人のために今回は
現役整備士が「最悪これだけやっとけば大丈夫」って考える3つのメンテナンス
Contents
エンジンオイル交換
エンジンオイルは定期的に交換しましょう
1番最初にして1番重要なものを紹介しました。
エンジンオイルを交換しないと、オイルの役割が失われてエンジンが壊れて車が動かなくなります。
僕は現場で実際に動かなくなった車や、オイル交換をしないばっかりに修理費用が高くついたお客さん、車を乗り換えたお客さんをたくさん見てきました。
ちゃんと定期的にやっておけばそうなることもなく安心です。
そのため、エンジンオイル交換は必要なメンテナンスなのです。
交換時期の目安
エンジンオイルを交換したときから、
5000~10000km走行した後または半年に一回の頻度で交換すれば間違いないです。
車種によって違いがありますが、この2つのうちどちらかの基準を満たしたら交換を行いましょう。
それさえしておけばエンジンは無事です。
⚠前回交換がいつかわからないのであればすぐ交換してカウントをリセットしたほうが良いです。
交換をする場所(ガソスタや整備工場)はどこでも良いです。
ある程度のところであれば大差ないので値段などで決めてしまいましょう。
もし自分で交換する場合は、自分の車がガソリンかディーゼル(軽油)か?を把握した上でのエンジンオイル選びが必要です。
タイヤの空気圧チェック
2つ目はタイヤの空気圧チェックです。
エンジンオイル交換に比べるとそうでもないような気がしてしまいますが、タイヤの空気圧をチェックしないと金銭的に損する可能性が高いです。
エンジンオイルも最終的には金銭的にダメージってことになるのですが(急にエンジンがぶっ壊れて事故らない場合)
タイヤの場合はすぐ財布に影響を及ぼします。
なぜならタイヤの空気が基準値より少ないと、その分多くタイヤが回る事になるので燃費が低下します。その分ガソリン代が高くつくのです。
また空気圧が少ないと片減りといってタイヤの一部分だけ溝がすり減ってしまいます。
溝がすり減った分タイヤの寿命は短くなり、交換する事になるのでタイヤ代がかかります。
入れ過ぎは入れ過ぎでタイヤの中央が減ってしまい、
これもタイヤの寿命を縮める行為です。
タイヤの空気圧は、ガソリンスタンドなどで手軽にチェックできるので最低限しておきしましょう。
自分の車のタイヤの基準値が知りたい場合は、運転席のドアを開けて下を見てみるとラベルが貼られているのでそこで確認してください。
洗車
最後は洗車です。
「え?そんなことが?」と思いますよね。
洗車はそんなことですが侮れません。
これは整備士だから思うのですが、洗車こそ1番簡単な車のメンテナンスです。
洗車は簡単なのに凄いメリットがあります。
- ガラスがきれいになり視界良好
- 車のボディ保護
- 車がきれいになることで心もきれいに
- 洗車をしている最中は無我の境地
下2つは整備士ナノの主観が入っております、ご注意ください。
視界良好になること、車のボディ保護になるということしかメンテナンス的な効果はないのですが、すごい大切です。
視界良好になることで運転時の視野が広がり、飛び出しや周りの車の状況が把握できるので事故を未然に防ぐことが出来ます。
車のボディ保護はそのまんまの意味で、汚いままより洗車をしたほうが車のボディ的に優しいです。
長く乗りたい車であればやっておいて損はないです。
むしろやっておくべきです。
洗車方法は手洗い洗車のほうが車的に良いのですが、最低限のメンテナンスという観点から考えるとドライブスルー洗車でもいいです。
そもそも洗車しないことのほうが問題なので!!!
まとめ
今回は整備士が考える車の最低限のメンテナンスを紹介してみたのですが、いかがだったでしょうか?
最低限のメンテナンスなのに順番をつけることがおかしいですが、優先順位=紹介した順番です。
つまり最初に紹介したエンジンオイルの交換が一番重要です。
実際車のメンテナンスは最低限という縛りをつけなければたくさんあります。
今回挙げた最低限のメンテナンス3選は、ユーザーさんが出来る範囲、意識できる範囲の内容です。
本来であればブレーキの残量、ライト類のチェック、足廻りのガタや動きの確認、
液量関係のチェック、オイルの滲み、グリスの漏れ、、など
車のメンテナンスはたくさんあり、どれもすべて重要です。
ここまで書いて言うのも変な気がしますが、
僕が1番おすすめするのはちゃんとした整備工場で半年ごとの定期点検をすることです。
買った所で定期点検するのが一番手っ取り早いです。
なので今回紹介したのは本当に最低限であるということだけは頭に入れておいてください。
今回の記事がみなさんのカーライフに少しでも役に立てたら幸いです。