自動車情報

タイヤの寿命っていつ?交換時期の目安と寿命をのばす方法を解説!

どうも、整備士のナノです。

 

タイヤ交換勧められるけど本当に交換時期?

長距離運転するけどタイヤの寿命大丈夫?

 

など疑問に思っていませんか?

 

タイヤの寿命は3~5年と言われています。

 

新車時から同じタイヤを付けている人は、

2回目の車検時に買えるとちょうどいい計算です。(5年)

 

中古で買った車でいつのタイヤかわからない人や

タイヤの寿命が気になった人はタイヤのチェックをしましょう!

タイヤの表面に書いてあるのでチェック!

 

タイヤの寿命はわかったけどその他の交換の目安は?

と新たな疑問が出てくると思います。

 

そんな人のために今回の記事では、

タイヤの寿命や交換の目安、

車種ごとの溝の減り方

タイヤの交換時期をのばす方法

について解説していきたいと思います!

タイヤの寿命は3~5年

冒頭でも解説したとおり、タイヤの寿命は3~5年です。

 

3~5年という期間はタイヤのゴムが経年劣化する平均のことで、

タイヤのメーカーや製造国によって変わります。

 

またタイヤの保管環境、直射日光を浴びるかどうか?

なども関係してきます。

 

 

タイヤの経年劣化が始まるとタイヤのゴムが硬くなり、

タイヤの側面にヒビが出てきます。

 

次の章でヒビのことも合わせた交換目安について解説します。

タイヤの交換目安は溝とヒビ

タイヤ3~5年で寿命が来ると言われているのですが、

その他にも交換する目安となるものがあります。

 

それがヒビです。

交換目安①タイヤの溝

タイヤの溝が減っていると路面を掴む力(グリップ力)が

失われてスリップしてしまい大きな事故に繋がりかねません。

 

そのためタイヤの溝は車検の保安基準に定められています。

 

タイヤには全てスリップサインというものが設けられていて、

そこが溝の残量から出ているか否かで車検の保安基準に適合するか決められます。

 

この安全面と車検の点から、

タイヤの溝の残り具合が交換目安なのです

交換目安②タイヤのヒビ

これは寿命のところでも触れましたが、

タイヤは3~5年経つと交換時期となります。

 

タイヤのゴムが経年劣化によりヒビが発生してしまうからです。

 

ですが実際には3~5年よりも早くタイヤのヒビが出る場合があります。

 

ヒビが出てきたら交換時期というわけではなく、

そのヒビの深さによって交換すべきかが変わってきます。

 

 

実際に見てみて「ヒビが亀裂レベルに変わってきたな」

と感じたら交換時期です。

そのタイミングが3~5年。

車種ごとのタイヤの減り方

車種ごとにタイヤの減り方は変わります。

 

というのも実際に現場でタイヤを見ている内に、

車種ごとの減り方のパターンに気づきました!

 

ここでは

  • 軽自動車、ミニバン
  • セダン、スポーツカー
  • コンパクトカー

に分けて話していきます。

 

自分のタイヤの減り具合チェックに

役立ててみてください。

軽自動車、ミニバンのタイヤの減り方

軽自動車とミニバンはタイヤの外側が減ってきます。

 

軽自動車は小さくて車重が軽いので、

その分車体が振れて外側に力が掛かってしまいます。

 

そのため外側のタイヤが減っていくのです。

 

逆に車重が重いミニバンは車体が重すぎる故に、

車体が傾いた時の力が大きく、外側のタイヤが減ってしまうのです。

 

またもう少し踏み込んだ話をすると、

2つの車種は車体の重心位置が高いので、

車のカーブ時のロール量が大きく外側に力が掛かりやすいのです。

セダン、スポーツカーのタイヤの減り方

セダンやスポーツカーはタイヤの内側から減ってきます。

 

これは車の足廻りのセッティングの問題で、

タイヤを内側に寝かせた状態で走行しているから内側から減るのです。

 

また敢えてカスタムの一つとして「鬼キャン」

と呼ばれるキャンバー角にする人もいます。

 

そういう車の内側の減り方は尋常じゃないですw

 

そういう車乗りたちは、

タイヤを反対側に組み替える「逆履き」というものをしたりします。

コンパクトカーのタイヤの減り方

コンパクトカーは他の車種と比べて特筆ことはありません。

 

内側も外側も真ん中も平均的に減ります。

 

コンパクトカーは重心や車重、足廻りのセッティングなど

万人受けするバランスの良いラインナップです。

 

そのためタイヤの減り方もバランスが良いのだと思います。

タイヤの寿命をのばす方法

タイヤの寿命や交換時期をのばす方法は

  • タイヤの空気圧チェック
  • タイヤのローテーション
  • タイヤワックス

の3つです。

 

これらは寿命が激的にのびる方法ではありません。

あくまでも寿命を少しのばす方法、タイヤを賢く使う方法として考えてください。

 

またよっぽどのスポーツ走行でもしない限り、

普通の街乗りの走り方でタイヤの寿命は変わりません。

 

この2点を頭に入れてタイヤの寿命をのばしましょう!

タイヤの空気圧チェック

タイヤの空気圧をチェックすることで、

 

溝の減り方を車種問わずなるべく均等にすることが出来ます。

 

というのも、タイヤの空気圧を入れてないと「片減り」の原因になってしまったり

逆に入れすぎると「中央摩耗」の原因になってしまいます。

 

またこれらに加えて空気圧チェックは燃費にも影響してきます。

 

メリットしか無いし、ガソスタなどで気軽に空気圧を見れるので

空気圧チェックは定期的にしたいところですね!

 

僕的には1ヶ月に一回の空気圧チェックをオススメします。

タイヤのローテーション

タイヤのローテーションはタイヤの付いている位置を変える方法で、

これを行うとタイヤ4本の溝の減り方が均一になります。

 

「前2本だけ溝が少ないから交換する」

みたいなアンバランスな交換をしなくてすみます。

 

ローテーションは空気圧チェックに比べて作業難易度が少し高いので

整備工場で点検と一緒にやってもらうのがオススメです。

タイヤワックス

タイヤワックスはタイヤの外側に塗るもので、

タイヤが綺麗に見えたり紫外線から守ってくれます。

 

タイヤを紫外線や直射日光から守れると、

経年劣化の劣化スピードを抑えられるので寿命が延びます。

 

洗車時についでにやるのがオススメです。

 

自分でやる時の注意点は

タイヤワックスが接地面につかないようにすること。

 

タイヤの接地面にタイヤワックスがつくと

路面を掴むグリップ力が失われてしまい危険です。

 

十分に注意して施工しましょう。

まとめ

今回はタイヤの寿命や交換目安について解説しました。

 

この記事で僕が伝えたいことは、

  • タイヤの寿命は3~5年
  • 交換目安は溝のスリップサインとヒビの深さ
  • 車種ごとの溝の減り方
  • 寿命を延ばす方法

この4点です。

 

タイヤの寿命は使うメーカーや製造国に左右されるものの、

基本的な部分は変わらないので覚えておくと良いと思います。

 

また寿命や交換目安について知っていると、

自分の車のメンテナンス指標にもなるので役に立ちます。

 

今回の記事がタイヤの寿命について知りたい人の参考になれば幸いです。

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