どうも、整備士のナノです。
走行中急にウインカーのカチカチや、
点滅感覚が早くなったりしていませんか?
その点滅が早くなる現象をハイフラといいます。
ハイフラが起きてしまったら点検に行かなくてはいけません。
なぜならウィンカーの点滅が早くなっている時は、
何かしらの異常を運転手に伝えているからです。
なにも分からないと点検に行くにしても不安ですよね。
そんな人のために今回の記事では、
ウィンカーの点滅が早くなった時の原因
ウィンカーの点滅が早くなった時の対処法
について解説していきたいと思います。
Contents
ウィンカーとは?
ウィンカーの正式名称は方向指示器と言い、
右折や左折の時に周りの車に自分が進む方向を伝える装置です。
ライトの点滅によって進行方向を伝えているのですが、
この時の点滅が早くなってしまう現象をハイフラと言います。
ウィンカーの点滅間隔は一分間に60~120回が正常です。
それ以上に早くなってしまっているとハイフラです。
ハイフラだと周りに進行方向を上手く伝えることが出来ないので、
保安基準に適合しない車になってしまいます。
なぜハイフラになるのかを次で紹介していきます。
ウインカーの点滅が早くなる原因
ウインカーの点滅が早くなる原因は主に2つあります。
- バルブ切れ
- LEDバルブを装着
この2つです。
ウインカーの点滅が早くなるのは、
消費電力が少なくなってしまうからです。
ウインカーバルブが切れていると、
バルブに電気が流れなくなるため消費電力は小さくなります。
そのためハイフラになってしまうのです。
LEDバルブをつけてハイフラになるのもバルブ切れ同様に、
電気消費が少なくなるためです。
LEDバルブは純正バルブと違って消費電力を抑えられるバルブなので、
何にも対策をしないとハイフラになってしまいます。
次でハイフラの時の対策を解説します。
ウインカーの点滅が早い場合の対策
前述したようにウインカーの点滅が早くなるハイフラ原因は2つありました。
- バルブ切れ
- LEDバルブを装着
どちらも保安基準には適合しないので、
どうにかしないといけません。
なのでこの2つの原因の対処法について解説していきます。
バルブ切れの時のハイフラ対処法
バルブ切れ時の対処法はバルブ交換です。
意外とうっかりウィンカーバルブが切れていることがあるので、
バルブ切れによるハイフラの時は交換しましょう!
お店で交換しても一つ1000円位で出来ると思うので、
ライト周りの点検も兼ねて整備工場で交換するのが良いと思います。
LEDバルブ装着によるハイフラ対処法
LEDバルブをつけたことによる対処法は2つあります。
- 元の純正に戻す
- ウィンカーリレーを交換する
元に戻すのは簡単で、
取り付けたLEDを純正に戻すことです。
元に戻せば消費電力も元通りなので、
ハイフラを直すことが出来ます。
もう一つの対処法は、
ウィンカーリレーを交換することです。
ウィンカーリレーとはウインカーの点滅回数や消費電力を決めている部品です。
LEDに交換すると消費電力が減るので、
純正のウインカーリレーでは制御しきれないのです。
なのでそれに対応するウインカーリレーが必要となり、
これに交換すればハイフレを抑えることが出来ます。
まとめ
今回はウィンカーの点滅について解説しました。
ウィンカーの点滅が早い時は
- バルブが切れている
- LEDに交換していないか
を確認しましょう。
ほとんどがバルブ切れなので、
お店で点検してもらうことが重要です。
またLEDの場合はウィンカーリレーとかも絡んでくるので、
しっかり確認してハイフレにならないようにしましょう。
今回の記事がウィンカーの点滅が早いことに悩んでいる人の参考になれば幸いです。