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エンジンブレーキって燃費につながるの?整備士が解説してみた!

どうも、整備士のナノです。

 

オートマ車マニュアル車問わずよく聞くエンジンブレーキ。

燃費向上につながるって聞いたことはありませんか?

 

僕も現場で働いていてお客さんに、

エンジンブレーキの燃費に関してよく聞かれることがあります。

 

そういう時僕は

「燃費は向上するのは事実です。ですが消耗部品に注意を向けたほうが燃費は上がります」

と答えています。

 

これは消耗部品を売りたいからでは無く事実だからです。

 

またエンジンブレーキを使用することには燃費向上だけで無く、

非常に重要な効果があることも説明しています。

 

今回の記事では整備士の僕が、

エンジンブレーキとは?なぜ燃費向上するのか?

消耗部品を変える方が燃費が上がる理由

についてお客さんに説明するときと同じように詳しく解説していきたいと思います

エンジンブレーキとは?

まずエンジンブレーキを使う燃費向上の前に、

エンジンブレーキについて知らなくてはいけません。

 

エンジンブレーキとは、アクセルOFFによる回転力に低下のことを言います。

主に減速時や停車時に使うブレーキです。

 

アクセルOFFによりエンジンの回転を上がらず、

車体に掛かっている様々な負荷がブレーキ的作用として働きます。

 

またトランスミッションのギヤを下げることによる

回転抵抗を利用すれば更に強いエンジンブレーキを効かせることが出来ます

 

これは高いギヤから低いギヤに変えることで、

ギヤの回転数やギヤの歯数による差から回転の抵抗が生まれて、

その抵抗を使って速度にブレーキを掛けているのです。

 

これがエンジンブレーキの正体です。

エンジンブレーキは燃費向上に効果あり

アクセルOFFがエンジンブレーキの正体でした。

 

なぜこれが燃費向上につながるのかは簡単です。

 

アクセルをOFFにしているのでその分燃料を使わないからです。

 

アクセルOFFでエンジンブレーキをかけている状態は、

燃料制御が始まっていてエンジンに送る燃料をカットしています。

 

そのためエンジンブレーキの最中は徐々にエンジンの回転数が下がり

速度が落ちていきブレーキになるのです。

 

またトランスミッションのギヤによる強いエンジンブレーキを掛ける方法は、

一時的にはエンジンの回転数が上がるものの、その後下がっていき同じ効果が得られます。

 

エンジンの回転数が上がるのはギヤ比の違いの帳尻合わせです。

ギヤの歯数が変わる事によるエンジンの負荷がエンジン回転数の上昇となります。

 

このエンジンの負荷が強いエンジンブレーキを発生させています。

 

エンジンの負荷が高まるけど、その後アクセルOFFによる燃料制御が入るので、

結局は燃費に繋がってくるのです。

燃費向上が目的なら消耗部品交換が早い

お客さんの中には燃費向上目的でエンジンブレーキを多用している方も少なくありません。

 

これを読んでいる人の中にも、

エンジンブレーキを燃費向上目的で使っている人が多いのでは無いでしょうか?

 

もちろん上記に書いた通り効果はあるのですが、

さらなる燃費向上を目指すのであればエンジンブレーキだけでなく、

消耗部品を低燃費のものに変えた方が効果は大きくなります。

 

燃費は燃料を如何に使わずに走ることが出来るのかによって向上してきます。

これを追求するには走るための負荷を減らしていくのが一番です。

 

エンジンブレーキは確かに燃料カットして燃費に効果はあるのですが、

走るための負荷を減らす」を考えると特定の場面でしか使えないものなので、

得られる効果が少ないのです。

 

そのため僕は燃費向上を気にするお客さんには、

「消耗部品を変えた方が燃費向上しますよ」と説明しています。

 

具体的に効果があるのはオイルタイヤです。

燃費向上効果があるオイル

エンジンオイルの中には低燃費車用に作られたオイルがあります。

 

車種によって適切なオイルを選ぶことが重要ですが、

低燃費用のオイルを使うとエンジンを回す時の負荷が減ります。

 

それは低燃費オイルの粘度(粘りっけ)による違いで

粘度が硬い柔らかいという表現をします。

 

この粘度が硬いオイルから柔らかいオイルに変えると

エンジンを回す時の負荷が減るので燃費が向上するのです。

 

エンジンオイルはエンジンに必要不可欠なため、

これを変えるだけで燃費向上が期待できます。

 

また低燃費オイルはその商品特性から、

高性能なのでオススメのオイルの一つでもあります。

燃費向上に効果のあるオイルはこちらから!

燃費向上効果のあるタイヤ

燃費向上効果のあるタイヤをエコタイヤといいます。

 

エコタイヤはタイヤに掛かる回転抵抗を減らしたタイヤのことで、

これを減らすことでタイヤを回す時の力を節約でき、

それが燃費向上に繋がってきます。

 

車を走らせる際に必ず使うタイヤなので、

タイヤを低燃費のものに交換するのは効果があるのです!

 

またエコタイヤについては、

別記事で詳しく書いているので参考にしてみてください。

エコタイヤ(低燃費タイヤ)で本当に燃費向上するの?整備士が勧める理由は!?

エンジンブレーキの使い方

エンジンブレーキは車を停止する時に使います。

また燃費向上目的で使う人も多くいます。

 

ですがこれ以外にもエンジンブレーキの効果的な使い方があります。

 

それが山道や坂が多い所での使用

 

山道や坂が連続している場所だと下り坂で、

スピードが出すぎてしまいブレーキを使いませんか?

 

実はこれってすごく危なくて、

ベーパーロック現象

というブレーキが効かない状態になってしまう可能性があるのです。

 

ベーパーロック現象とは、ブレーキが使いすぎにより熱を持ってしまい、

ブレーキフルードが沸騰して気泡が生じることによる現象です。

 

気泡が生じるとブレーキ油圧の伝達の邪魔をしてしまい、

上手く油圧が発生せずブレーキが効かなくなってしまうのです。

 

山道など連続した坂がある場所では、

ブレーキを使いすぎてしまうのでこうなる可能性が高いです。

 

そのためこれを防ぐ方法としてエンジンブレーキを使うのが

エンジンブレーキの効果的な使い方です。

 

下り坂の最中にエンジンブレーキを使って減速をすれば

ブレーキの頻度や使う回数を制限出来るので、

ベーパーロック現象は起きなくなります。

 

ベーパーロック現象が起きなければ、

止まることが出来るので坂道でも安全に走行することが出来るのです。

 

なので一般道の走行するときだけでなく、

山道でのエンジンブレーキの使用もオススメします。

 

むしろ山道などでは使うべきです!!

まとめ

今回はエンジンブレーキについて整備士の僕が解説していきました。

 

この記事を読めば

  • エンジンブレーキの作動方法
  • 燃料制御で燃費向上している事
  • 燃費向上目的ならオイルとタイヤを変えるべき理由
  • エンジンブレーキを使うべき場所

が分かると思います。

 

エンジンブレーキはどんな車種でも使えるので、

使い方や効果を覚えておくのは良いことだと思います。

 

特に山道などでは使うべきなので、

よくチェックしておきましょう!

 

今回の記事がエンジンブレーキについて知りたい人の参考になれば幸いです。

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