どうも、整備士のナノです。
整備主任者に任命されてから早半年。
整備主任者講習の案内ハガキが届きました。
(講習は整備主任者である以上行わないといけないものですが、
実際に案内ハガキがくるとびっくりするもんですねw)
講習があるのは知っているものの、
初めての人は突然で混乱してしまいますよね。
僕も混乱してしまって、
工場長や別の店舗の先輩に話を聞いたりしていました。
そんな整備主任者講習ですが
- 実際何するの?
- 整備主任者講習は何の為にやるの?
など疑問が湧いてきますよね。
ということで今回の記事では
そんな疑問を僕が行って見た感想も踏まえて
話して行きたいと思います!
整備主任者に関しての疑問は、
以前の書いた記事を参考にしてみてください!
Contents
整備主任者講習には何の意味があるの?
整備主任者講習は整備技術の共有や講習を通して、
整備士の技術向上を目的としています。
現場の整備士には技術革新に適応しなくては
適切な整備が出来ません。
そのため新技術(電子制御など)の知識を共有し
整備技術向上が求められるのです。
そのためこれを受けた整備主任者は、
各工場に戻り他の整備士に情報を共有する必要があります。
講習には技術研修と法令研修があり、
そのどちらもこれらの目的で行っています。
整備主任者講習で学んだこと
今回の整備主任者研修は技術研修のほうでした。
今回の技術研修は最近どんどん技術革新が行われている、
電子制御の話を中心として構成されていました!
電気とは?という忘れがちな基礎から入り、
その後電圧や回路図、スイッチなどの部品の動きを学びました。
実際に車両に搭載されているセンサーや、
LEDやヒューズボックスなど部品を見ながら昔の復習をしました。
(専門で習ったことばかりでしたが意外と忘れているものですねw)
基礎を思い出したところで、
実際に新しく変わったセンサーの動きや
制御の仕方などを講師の方に教わりました。
また今回の研修だけかもしれませんが、
座学だけでなく実写を使った部品解説もあったので
いい勉強になったかなと思います。
技術研修は講師が決まってない!
これは聞いてみてびっくりしたのですが、
講師の方は日付ごとに違うみたいです。
各工場の整備主任者に義務付けられている講習なので、
内容が大きく変わるわけではありませんが、
日付ごとに講習を行うメーカーが違います。
(僕が受けたのはスバルさんでした!)
研修内容の大枠はそのままで、
細かな内容がメーカーさんによって違うみたいです。
国産大手のメーカーがやるときと、
整備振興会の講師がやるときがあると
担当者さんが仰ってました。
講習を行うメーカーが知りたいときや、
日付の変更等あれば連絡すると対応してくれるみたいです!
整備主任者技術研修の感想
初めて受けた整備主任者の講習でしたが、
とても勉強になりました!
僕はベテラン整備士ではないため、
知識量と経験共に劣っているので、
こういう研修は本当に助かります!
今回受けた講師陣の方のおかげもあるかと思います。
ありがとうございました!
また僕は中古車屋さんで整備士をしているので、
メーカーさんの技術に圧倒されっぱなしでした。。。
こういう研修は煙たがられるものですが、
何か学ぼうとして受けると勉強になることが多いと思います。
僕は想像以上に勉強になったので、
この知識を技術向上につなげていこうと思います。
今回の技術向上だけでなく、
整備士としての独立について考えた記事もあるので
是非よかったら見ていってください!