どうも、整備士のナノです。
タイヤにいれることで知られている窒素ガス。
窒素ガスってよく話は聞くけど具体的なメリットだったり、
正体については意外と知らないことが多いのではないでしょうか?
タイヤの空気として窒素ガスことは
とても簡単でメリットも大きいです。
今回の記事では、窒素ガスとはなんなのか?
窒素ガスの効果について詳しく解説していきます!
Contents
窒素ガスとは?
窒素ガスとは不燃性、不活性ガスです。
窒素は空気中に約78%の割合で存在しています。
それに圧力をかけてガスにしたのが窒素ガスです。
タイヤに入れる普通の空気(酸素)と違い
タイヤのゴム組織から通り抜けにくい特徴があります。
窒素ガスの効果
先程もすこし触れましたが、
窒素ガスをタイヤ内にいれると空気圧が減りにくくなります。
普通の空気をタイヤ内に充填すると、
大体一ヶ月毎に空気圧チェックが必要になります。
ですが窒素ガスをタイヤ内に充填すると
半年毎くらいの空気圧チェックでよくなります。
普通の空気と比べて、窒素ガスがタイヤから抜けにくいからです。
またその他にも不燃性のため燃えないとか、
酸素と違って水分を含まないのでホイールが錆びにくいとか
色々効果があります。
実際にはそれらの効果はあまりわからないのですが、
空気が減りにくいというのは現場で働いていても思います。
ですが減りにくいだけで減らないわけではありません。
よく勘違いしているお客さんがいるのですが、
タイヤに窒素ガスをいれていてもしっかり点検を行う必要があります。
そこだけは勘違いしないようにしましょう。
窒素ガスを入れるにはどうすればいい?
窒素ガスは比較的安価で充填することが出来ます。
多くの車屋さんで取り扱っているので、
行きつけがある人は頼んで見るといいと思います。
またタイヤ専門店等でタイヤ交換をするときに
一緒にお願いすると割り引いて入れてくれたりするのでオススメです。
窒素ガスを入れるのに掛かる料金は
大体1本500円くらいです。
ホイールの大きさなどによって変動しますが、
そんなに高くない値段で充填してもらえると思います。
行きつけの修理工場がない人は
この記事を参考にして選んで見てください!
まとめ
今回はタイヤの窒素ガスについて解説しました。
窒素ガスをタイヤに充填すると
普通の空気と比べて空気が抜けにくくなります。
空気が抜けないとメンテナンス頻度も下がるので
あまり気にしなくてもいいのはメリットですよね!
ですが完全に抜けないわけじゃ無いので
半年毎の点検時には空気圧のチェックをするべきです!
今回の記事が窒素ガスについて知りたい人の参考になれば幸いです。