どうも、整備士のナノ(@nanoj5512)です。
最近ではDIYする人も増えてきて、エンジンオイル交換くらいなら自分で交換しちゃう人が増えてきています。
そんなDIYする人たちの悩みのタネがエンジンから抜き出した廃油です。
廃油を処理する方法は
- 引き取りをお願いする
- 廃油パックを使う
この2つが今の主流です。
これらの方法はとても簡単なのですが、詳しい部分はわかりにくいと思うので、今回の記事ではエンジンオイルの廃油処理方法について解説していきたいと思います!
Contents
廃油引き取りサービスを利用する【オートバックス】
エンジンオイル交換で出てきてしまった廃油は、お店の廃油引き取りサービスをつかって処理をすることが出来ます。
主にガソリンスタンドや整備工場、オートバックスなどのカー用品店で廃油の引き取りサービスが行われています。
基本的に4Lくらいまでなら無料で引き取りをしてくれるところが多いみたいですが、場所によっては引き取り料金が掛かってしまいます。
またこれらお店の中には廃油の引き取りに応じてくれない可能性があるので、引き取り料金や処理できるオイル料と共に問い合わせをしてみたほうが良いです。
ただオートバックスなどのカー用品店などでは、店舗でオイルを買ってそのレシートと廃油を持ち込めば無料で引き取ってもらえるので、カー用品店でオイルを購入したのであれば確実にオイルを処理してくれるカー用品店が良いと思います。
廃油引き取りサービスを使う時の注意点
あと注意しなくてはならないのが、廃オイルを溜めて置かないといけないところです。
オイル交換時にオイル受けにオイルを入れているのであれば、そのまま持ち込もうとするとオイルが溢れてしまうので、何か他に廃オイルを入れる容器が必要になります。
なので引き取りサービスを利用する場合は、オイル受けと廃オイルを入れる容器の2つが必要になります。
エンジンの下からオイル交換せず、機材を使って上抜き(レベルゲージから)でオイルを交換するやり方であれば、オイル受けと廃オイルの容器になるのでオススメです。
オイル廃油パックを使用する
最近は廃油引き取りサービスを使わずに、オイルの廃油パックを使用して自分で廃オイルを処理する人が増えています。
オイルの廃油パックはホームセンターなどで簡単に購入ができ、家庭用の燃えるゴミとして廃オイルの処理が出来るので注目が集まっている廃油処理の方法です。
中には自分でオイルの廃油パックをダンボールとゴミ袋とトイレットペーパー(オイルを吸いやすいもの)で作る人まで出てきているくらいです。
(初めて利用する人はオイル漏れなどの危険性も考えて既製品を使ったほうが良いです。)
またオイル廃油パックは廃オイルを引き取ってもらうときみたいに、オイル受けとオイルを溜める容器が必要ありません。
オイルパンの下からオイルを抜く交換方法でも、ダイレクトに抜いたオイルを入れて捨てればいいので非常に簡単です。
さらに言えば、オイルを上抜きした際でも抜いた後にオイル廃油パックに入れれば、全てDIYの範囲でオイル交換から廃油処理まで可能になります。
オイル廃油パックを使うときの注意点
オイル廃油パックを使用するときは、パックの容量に気をつけてください。
オイル廃油パックには処理できるオイルの容量が決まっていて、それを超えてしまうとオイルが吸収しきれず、オイルが溢れたり処理出来なかったりしてしまいます。
それを防ぐためにオイル廃油パックを使用するときは、自分の車のオイル量と廃油パックの許容量を把握しておく必要があります。
オイル料の把握が出来たら、自分の車のオイル量と廃油パックの許容量が一緒のものを買うのではなく、廃油パックの許容量に少し余裕をもたせた方が安全に使用することが出来るので、参考にしてみてください。(大きすぎても使いづらいです。)
軽自動車やコンパクトカーのオイル交換時に余裕がある廃油パックのリンクを張っておきます。(2.5L~4Lくらいまで)
廃油を出さずにラクにオイル交換をする【おまけ】
エンジンオイルの廃油処理に困っている人は自分でオイル交換をしている人が多いと思います。
自分でオイル交換をしている人の多くは、
- オイル交換に行くのがめんどくさい
- 自分で選んだエンジンオイルを使いたい
- メンテナンスコストを抑えたい
- 車の状態を知りたい
と思っている人がほとんどですよね。
自分でオイル交換をすることによってこれらの目的を達成できるのですが、それでも廃油を処理したりオイル交換をするのってめんどくさくないですか?
そんな人にオススメなサービスが【Seibii】です。
(Seibii公式より引用)
【Seibii】は関東圏内であればオイル交換などの作業を出張整備してくれるサービスなので、整備工場に行く面倒くささや、廃油処理の困ることはありません。
メンテナンスコストは自分でオイル交換するより上がってしまいますが、オイル交換時に整備士さんが無料点検・空気圧調整を行なってくれたり、車に乗っていて気になる疑問などを質問することが出来ます。
つまり画像の料金は
- エンジンオイル・フィルター交換
- 無料車両点検
- 空気圧調整
- 車のQ&A
の料金となります。
時間なども柔軟に対応してくれるので、廃油処理に困っている人はラクにオイル交換をしてくれるサービスの検討もありだと思います。
まとめ
今回の記事ではエンジンオイルを交換した後の廃油処理方法について解説しました。
エンジンオイルを水道や下水道に流すのは禁止されています。
なので引き取りサービスやオイル廃油パックを使用して、適切な廃オイルの処理をしましょう!
僕的には楽ちんなオイル廃油パックがオススメです。
今回の記事が廃オイルに困っている人の参考になれば幸いです。