どうも、整備士のナノ(@nanoj5512)です。
車の乗り方はカーユーザーの数だけあります。
毎日車に乗り沢山走る人もいれば、遠出ではしないけど頻繁に乗る人、車に自体に乗らずにあまり走らない人などなど。
沢山走る人や車に乗る頻度が高い人は、その分車の部品も消耗するし劣化してきます。
そのため半年ごとの定期点検をする必要があり、メンテナンスに手間がかかります。
となると車に乗らない人はメンテナンスをする必要が無いのでしょうか?
答えはNOです。
あまり車に乗らない人でもメンテナンスをする必要があります。
今回の記事ではそんなあまり車に乗らない人のために、乗らない人のメンテナンスについて解説していきたいと思います!
Contents
車に乗らないことで起こるメリット
あまり車に乗らない人は、意図的に車に乗らないようにしているわけではないと思いますが、車に乗らないことで起こるメリットは多くあります。
- 走行距離が伸びない
- 部品が消耗しない
- 燃料代がかからない
この3つが挙げられます。
走行距離が伸びない
あまり車に乗らないので走行距離が伸びないのは当たり前ですよね。
なぜこれがメリットになるかというと、走行距離が伸びていない車は買取価格が一定の水準で高く保てるからです。
車の乗り換えや売るときには走行距離が車の査定額に大きく影響してきます。
そのため車を乗らない人はその査定額が落ちにくいため、乗らないことが結果としてメリットとなるのです。
部品が消耗しない
あまり車に乗らない人の車は走らないので、各部品の消耗が少ないです。
各部品の消耗が少ないので、メンテナンスコストも下がりますし、何より安心して乗ることが出来ます。
ただ注意が必要なのは部品が消耗しないだけで、ゴム部品などは経年劣化してしまうということです。
特にタイヤは紫外線や年数に応じてヒビや亀裂が入ってしまうため、この傾向が強いです。
部品の消耗と劣化はまた別なので、そこだけは間違わないようにしましょう!
燃料代がかからない
これも当たり前ですが、車はエンジンを掛けない限り燃料を消費することはありません。
そのため車に乗らない人は燃料を使用することがないので、燃料代がかからないのです。
特にハイオク車は燃料自体が高いので、燃料代のカット率は高いと思います。
車に乗らないと調子が悪くなる?(デメリット)
車は動くために作られたものなので、ある程度乗らないと調子が悪くなることもあります。
長期的に掛けないことでバッテリーが弱ってしまいエンジンの始動性が悪くなったり、エンジンオイルの劣化やガソリンの劣化によりエンジンの吹け上がりが悪いことなんてことも起こりえます。
特にバッテリーは放置しているだけでも自己放電してしまうので、注意が必要です。
バッテリーが上がるとエンジンが掛からなくなり、交換やジャンプスタートさせたりしないといけません。
あまり車に乗らない人はこの症状に起こりやすいので、その時のためにJAFに入るなど対策をしておくといいかもしれません。。
あまり乗らない車のメンテナンス方法
あまり車に乗らない人は高頻度でメンテナンスをする必要はありません。
半年ごとに点検を行いオイル交換をするのが良いことには変わりないのですが、あまり車に乗らない人は1年に一回の点検で良いと思います。
一年に一回ある法定点検は、足回りやエンジンルーム、ブレーキパットなど点検記録簿に則って車の全体を点検します。
なので車検と一年毎の法定点検を受けるだけでメンテナンスは十分だと思います。
車にあまり車に乗らない人は一般整備が発生しづらいですが、普段のメンテナンス頻度を下げる分車検時に出てkチア一般整備はまとめてやったほうが良いです。
まとめ
今回はあまり車に乗らない人のメンテナンスについて解説しました。
車に乗らない人は維持費が安かったり、部品が消耗しないなど結果的なメリットはありますが、バッテリーあがりやオイル・ガソリンの劣化などデメリットも存在します。
そうならないためにあまり車に乗らない人は、法定12ヶ月点検をするべきです。
少なくても一年に一回点検をしておけば大きな故障などもすぐ気づけるし、車が調子悪くなることも無くなります。
今回の記事があまり車に乗らない人がメンテナンスに悩んでいた時の参考になれば幸いです。