どうも、整備士のナノ(@nanoj5512)です。
秋の終わり頃になると意識しだすのがスタットレスタイヤへの履き替え。
冬の凍った路面や積雪路面など、寒くなってくると夏などと路面状況が一気に変わるため、ノーマルタイヤで走行すると滑ってしまうリスクがあります。
そんな時に必要なのがスタットレスタイヤで、スタットレスタイヤを履くことで凍っている路面でも雪の上でも安全に走ることができるのです。
ですが実際にいつノーマルタイヤからスタットレスタイヤに履き替えたらいいのか分からないですよね。
地域差があるものの基本的には冬に入る前である10月中旬から11月が良いと言われていわれています。
今回の記事では、そんなスタットレスへの履き替え時期や履き替え料金について詳しく解説していきます。
Contents
ノーマルからスタットレスタイヤへの履き替え時期
ノーマルタイヤからスタットレスタイヤへ履き替えるのは10月中旬から11月が良いと言われています。
「意外と早めに履き替えの時期が来るんだな。」と思いませんか?
実はこれって冬に入る前の時期なんですよね。(北海道や東北地方は別)
冬タイヤと言われるスタットレスタイヤなので、冬に履くタイヤであるのは間違い無いのですが、実際には冬の凍った路面や積雪時に必要なタイヤです。
今は気候変動などで急に寒くなったり急に暑くなったりします。そのため早めの履き替えが大切なのです。
特に雨が降った次の日が寒い日だと路面に残った水分が凍結してアイスバーンを起こしてしまう可能性があるので、早めに交換して当然の路面状況の変化に対応するのはとても大切なことです。
また早めに交換することで、冬シーズンの混雑に巻き込まれることもないです。
雪予報が出てからじゃ遅い
僕が現場で働いていて毎年多いのが、雪予報が出た週の履き替えです。
前々から路面が凍結していて履き替えのタイミングが来ているのにも関わらず、雪予報で焦って履き替えをお願いしに来る人が非常に多いです。
予報が出てからの履き替えは予約が取れず、結局履き替えられないという事にもなりかねないので、早めにスタットレスタイヤへ履き替えるのをおすすめします。
スタットレスタイヤへの履き替え料金
ノーマルタイヤからスタットレスタイヤへの履き替え料金は意外と安いことが多いです。
ガソリンスタンドや修理工場だと一本500円でやっていることが多く、4本の履き替えを頼んでも2000円+消費税で履き替えることが出来ます。
また修理工場やディーラーのメンテナンスパックに入っていると、スタットレスタイヤの履き替えが無料なんてこともあるので、メンテナンスパックなどに入っている人は今一度自分のパック内容を確認してみても良いかもしれません。
スタットレスタイヤへの履き替えで注意すること
ノーマルタイヤからスタットレスタイヤへの履き替えは4本で2000円くらいといいましたが、これはホイール毎の交換の場合です。
ホイール毎ではなく、ホイールからノーマルタイヤを脱着・スタットレスタイヤを取り付け、となるとこれは完全にタイヤ交換と作業が変わらなくなるため料金はその分高くなります。
スタットレスタイヤに履き替える人はホイールとセットで購入して、交換がしやすく保管がやりやすい状態で持っておくのがベストです。
タイヤ交換でスタットレスタイヤの履き替えをしているとノーマルタイヤにもスタットレスタイヤにも履き替え時のダメージが残るので、タイヤの寿命そのものを減らしてしまいます。
そうならないためにホイール毎でスタットレスタイヤを集めておくと良いです。
まとめ
今回はノーマルタイヤからスタットレスタイヤへの履き替えについて解説してみました。
履き替え時期は冬が本格的に始まる10月中旬から11月中に行うのが良いです。
冬が本格的に始まってからや雪予報後の履き替えは大変込み合うし、それまでの期間が危ないのでなるべく早めに履き替えを行ってください。
履き替え料金はホイール毎の履き替えなら、4本2000円で履き替えすることができます。
タイヤ交換をしてノーマルからスタットレスにしてしまうと費用も高くなるし、二度手間になるので出来るだけホイール毎スタットレスを持っておくのが良いと思います。
今回の記事がスタットレスタイヤへの履き替え時期に悩んでいる人の参考になれば幸いです。